日曜洋画劇場が2017年2月12日に終了してから、もう1年以上経ちますね。
何周年かは忘れましたが、日曜洋画劇場何十周年記念の行事として、淀川長治さんと
観る試写会の応募が有りまして、見事に当選して銀座に映画を観に行ったんですねー。
その時の試写会で観た映画が今回紹介する「シティースリッカーズ」です。
思ったより淀川さんは毒舌で、その毒舌のお陰で私が淀川さんに頭を撫でられて
握手して頂く機会が有りました。
握手の時、「あ・・・・お爺ちゃんの手だ」と思ってしまい、残された時間の事を
考えると少し悲しくなった事を思い出しました。

本作品は、牛追いのロードムービーで大人版のスタンド・バイ・ミーみたいな感じ
ですが、ちょっと違うのは最後にみんなで笑って良かったねーと言える映画です。
また、武骨で頑固な老カウボーイを演じるジャック・バランスがいい味を
出してましたねー(アカデミー助演男優賞を受賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞)。
みなさん憶えてますか?
そう、シェーンの殺し屋ウィルスン役の俳優さんなんですねー。
本当に骨太で面白くてワクワクする映画なので観て下さいね。

最後は、新米カウボーイ3人のセリフで締めさせて頂きます。
「もう終わりだ、40歳だぜ人生は無駄だった」
「でも、まだ出直しのチャンスはあるさ」
「子供のころを覚えてる?」
「ボールが木の上に乗った時だ "やり直し" と叫んだ」
「君の人生は "やり直し" だ、新しいスタートだ」